こんにちは。妊娠8ヶ月に突入の栗野りつ(@kurinoritu)です。
今日は母親学級がありました。
小児科の医師から、
母乳育児についての話を直接聞けたので、
まとめてみます。
ちなみに私自身も、薬剤師だったりします。
「母乳育児は大事です」。
母乳が出にくいママもいるので、
絶対母乳!と言うのは気がひける気もするけど。
でもね、やっぱり母乳育児はメリットがかなり大きい。
今のミルクは良く出来ているから、
そのせいで赤ちゃんが育たないということは無いでしょう。
でもどちらか選べるのだとしたら、
断然、母乳育児をおすすめします。
WHO(世界保健機関)も母乳育児を勧めています。
2歳でもまだ母乳飲んでたっていいんです!
(離乳食と合わせてね)
というかむしろ、そのくらい長く飲ませることが推奨されています。
日本では生後3ヶ月の時点で、
完全に母乳で育てている人は半分くらい。
もっと増えてほしいと医師も言ってました。
母乳は赤ちゃんにとって、
オーダーメイドで栄養が取れる素晴らしいもの。
その時期の赤ちゃんにとって一番必要な成分で作られます。
免疫力もママからもらうことができるんですね。
そして、小児科医が一番大きなメリットとして挙げていたのは、
ママと赤ちゃんの絆形成に役に立つ、
ということでした。
母乳をあげるとオキシトシンというホルモンが出ます。
これがママをよりママモードに切り替えてくれるのです。
ママの体の回復を早めてくれるのも、
母乳育児のメリットですね。
もうひとつ忘れちゃいけないのが、コスト。
ミルク代って馬鹿になりません。
母乳はタダ!
これも結構重要なメリットですね。
だいたい3日くらいは、ほとんど母乳は出ません。
入院してる5日間くらいは全然出なくて、
家に帰ってようやく出始める人もいます。
生後2〜3日で、
赤ちゃんの体重は1割近くも減ってしまうので、
不安になるママもいると思います。
でも大丈夫。
それが正常です。
赤ちゃんは
「お弁当と水筒を持って生まれてくる」と言われています。
数日は母乳が飲めなくても平気なようになっているのです。
むしろ体に溜まった余分な水分を出しているので、
体重は減っていいのです。
ポイントは3つ。
- 産後30分以内に授乳を開始する
- その後24時間以内に7回以上授乳する
- 出産直後から母児同室
つまり産後出来るだけすぐに、
出来るだけたくさん赤ちゃんに吸ってもらうということがメチャクチャ重要なんです。
ということは、
病院選びがとても大事!
なぜなら、
母児同室ができるかどうか、
産後すぐの授乳をサポートしてくれるかは、
病院の方針によるからです。
本当なら、どこの病院でも助産院でも、
母乳育児ができる環境が整っているべきですが、
現状は違います。
日本ではまだ医療者の中でも、
母乳育児にあまり熱心ではない人も多いんですよね。
まだ出産場所を決めていなくて、
母乳育児を望んでいる方は、
3つのポイントが実行できるかどうか事前に確認しておきましょう!
もう決めちゃったよ今さら遅いよ、という方も、
母乳育児を希望していること、
どのくらい協力してもらえるか?
病院としっかり話し合っておきましょう。
大切な赤ちゃんのことですから、
遠慮なく後悔しないようにしておきましょう!
母乳だけでは足りないんじゃないか?
と心配に思いますよね。
見分けるポイントは簡単!
おしっこが出ているか?です。
オムツが1日に6回以上濡れていれば大丈夫。
小児科医は
「体重を毎日測ったりしないで!」
と言っていました。
体重は個人差が大きく、実はあまり参考になりません。
むしろ数字に敏感になりすぎて、
ノイローゼ気味になってしまうママが圧倒的に多いのだとか。
おしっこの回数が減れば、
毎日お世話をしているママはきっとすぐ気づくはず。
大丈夫ですよ。
母乳でなくてもいいんだよと言えば、楽になるママもいるでしょう。
でもあえてはっきりと母乳育児を推奨すると、私は言いたい。
それだけのメリットがあるからです。
あなたの育児ライフが
楽しいものになることを祈っています!
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